M&A

買収するための準備・心構え

M&Aで事業・企業を買収する際に、最も重要なことを申し上げます。

当然のことですが、M&Aはそれ自体が、目的ではなく手段です。
つまり、経営上の課題を解決する幾つかの戦略オプションの一つです。
課題解決のための幾つかの戦略の中から、M&Aという手段(戦略)を選択する訳です。
従って、解決するための課題があり、それを解決する手段がM&Aですので、取得したい事業・企業は自ずと明らかになります。これは反面、検討・取得しない案件が明らかになることを意味します。

この共通認識がないまま、M&Aを推進することは極めて危険です。この共通認識が醸成されないままに、M&A専門の部署、担当者を決め、M&Aでの買収をスタートしたら、どうなるでしょうか?
まさに、手段であるはずの、M&Aが目的となります。このようなM&Aは、間違いなく失敗する確率の方が高くなります。

何のために、どんな課題を解決するためにM&Aをするのか、またそれを全社(少なくもと関係者)で共通で認識することは、M&Aをする上で最も重要であると言えます。